二十四節気の「小暑(しょうしょ)」は、7月7日頃に訪れます。
今回は、小暑についてご紹介します。
小暑の意味・由来
小暑は、7月7日頃に訪れます。「小暑」は「暑さが小さい」という意味ではなく、「暑さが少し強くなる」という意味です。この頃から全国的に梅雨明けとなり、日差しが一段と強くなり、気温もぐっと上がります。
小暑の頃の気候
小暑の頃には、梅雨明けが全国的に進み、日差しが強くなります。日中は30℃を超える日が多くなり、特にアスファルトやコンクリートから照り返される熱も相まって、体感温度はさらに高くなります。
七十二候
小暑には、七十二候と呼ばれる、さらに細かく季節を分けた三つの候があります。
温風至(あつかぜいたる)
温かい風が吹いてくる頃。
蓮始華 (はすはじめてひらく)
ハスの花が開き始める頃。
鷹乃学習(たかすなわちわざをならう)
鷹のヒナが巣立ちの準備をする頃。
小暑の年中行事や風習
小暑の頃の風習をご紹介します。
・七夕
七夕は、1月7日の人日(じんじつ)、3月3日の上巳(じょうし)、5月5日の端午(たんご)、9月9日の重陽(ちょうよう)と並ぶ「五節句」の一つとしても知られています。江戸時代になると、七夕は庶民の間にも広まり、「星まつり」として親しまれるようになりました。笹竹に短冊を飾り、願い事を書いた短冊を天に届けます。