美しい自然から生まれた香りと、古来からの知恵が織りなす暮らし方を通して、心と体を整え、豊かな暮らしを実現するヒントをお届けする「香りで彩る、私の毎日」。
今回は、私の好きな香りの中から「花の王」と呼ばれるジャスミンをご紹介します。
ジャスミンのストーリー
ジャスミンはモクセイ科の植物で、繊細な白い花と濃厚な香りは、古くから人々を魅了してきました。
古くからインドやアラビア諸国では、ジャスミンに催淫作用があると信じられ、好んで栽培されていました。ジャスミンを「花の王」「聖林の月光」と呼び、その香りを神聖なものとして崇めていました。
日本では、主にハゴロモジャスミンやマツリカなどの種類が育てられています。
- ハゴロモジャスミンは、中国原産のつる性植物です。4月から5月にかけて、内側が白く外側が薄紅色の小さな花をたくさん咲かせます。比較的耐寒性が強く、暖地であれば地植えで冬越しさせることもできます。
- マツリカは、熱帯アジア原産のつる性植物です。7月から9月にかけて、肉厚の白い花を咲かせます。ジャスミティーの原料として有名ですが、耐寒性が弱いため、鉢植えで育てるのがおすすめです。
その他にも、スタージャスミンや黄梅など、様々な種類のジャスミンが日本国内で栽培されています。
ジャスミンの香り:心を解きほぐし、体と美容をサポートする魅惑の花
ジャスミンは、古来より愛されてきた芳香植物です。そのエキゾチックな香りは、人々を魅了し続けています。しかし、ジャスミンの魅力は香りだけではありません。実は、心と体、そして美容に様々な効果をもたらすパワフルなハーブなのです。
心を解きほぐし、リラックスをもたらす香り
ジャスミンの香りには、不安感や孤独感を静めるのと同時に、ポジティブでな気分にし幸福感を与えてくれる効果があります。これは、ジャスミンに含まれるリラックスする作用と高揚する作用が、脳に作用するためと考えられています。
仕事や勉強で疲れた時、イライラしている時、悲しい時などにジャスミンの香りを嗅ぐことで、気持ちが落ち着き、前向きな気持ちを取り戻しやすくなります。
また、ジャスミンは催淫効果も期待できます。そのエキゾチックな香りは、ゆったりとした喜びに満ちた雰囲気を作り出し、大切な人との親密な時間をより一層深めてくれるのではないでしょうか?
ジャスミン:おすすめの使い方
寝る前に:
- ジャスミンの香りはリラックス効果があるので、寝る前に使うと安眠効果が期待できます。
- アロマディフューザーで香りを広げたり、枕元に数滴精油を垂らしたコットンを置いたりするのもおすすめです。
イライラしている時に:
- ジャスミンの香りは心を落ち着かせる効果があるので、イライラしている時に使うと効果的です。
- アロマディフューザーで香りを広げたり、ハンカチに数滴精油を垂らして香りを楽しんだりしましょう。
私の愛用しているアロマディフューザー🎶
information
※ジャスミン・アブソリュートの情報となります。
学術名 | Jasminum grandiflorum Jasminum officinale |
科名 | モクセイ科 |
主産地 | エジプト モロッコ インド 他 |
抽出部位 | 花 |
抽出方法 | 溶剤抽出法 |
チャクラ | 第2チャクラ |
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