【季節のアロマで整える】6月は、ラベンダーで心も体もクリアに。

【季節のアロマで整える】6月は、ラベンダーで心も体もクリアに。
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6月と聞いて思い浮かぶもののひとつが梅雨。
皆さんは雨にどんなイメージをお持ちですか?

雨が降るとなんだかジメジメ。心も体もすっきりしない。どちらかというと嫌なイメージを持っていませんか?

でも、自然界では雨にこんな意味もあるんです。

“少ない雨は空気を浄化し、中くらいの雨は植物や動物そして人間などを浄化し、大きな雨は、大地と海を浄化する”

そう、自然界の雨は“浄化”を意味します。

雨は私たちの心にも同じ作用をもたらし、心の中にあるモヤモヤや悲しみなどの洗い流したい感情を浄化し、クリアにしてくれます。この雨の素敵な作用を利用しない手はないですよね?

そんな雨の作用をさらに促進させるために、梅雨の時期には浄化作用のあるアロマがおすすめ。今回は、数ある浄化作用のあるアロマの中からラベンダーをご紹介します。

心身の疲れを洗い流しクリアに

ラベンダーは、ラテン語の“洗う”という意味の“lavare”が由来になっていて、「精神を浄化する、洗い清める」という意味が込められています。ローマ時代の人々は、ラベンダーを使って傷口を洗ったり、心身の疲れを洗い流すために沐浴をしたりしたそうです。

この香りは、頭で考えすぎたり、心が疲れたり乱れたりしている私たちの感情を洗い流して、落ち着きを取り戻し、心をクリアにしてくれます。

また「万能オイル」とも言われており、様々な用途で使い勝手のいい香り。アロマを始めるときには、最初に揃えるのにおすすめの精油です。

感情のバランスをとり、今にフォーカスする

ラベンダーは、“自分を映す鏡”と言われています。

ありのままの自分が好きな時はこの香りを好きと感じ、自分の中に見たくない部分があったり人の目を気にして自分に無理をしたりしている時にはこの香りを苦手と感じる傾向があります。

この香りは感情全体のバランスをとり、溜まってしまった過去の感情を切り離し
“今”にフォーカスしてくれます。過去や未来にとらわれずに、今の瞬間を大事にする気持ちをサポートしてくれる香りです。

生体リズムを整える

私たちは日々リズムを刻む体内時計を持っていて、朝になると目が覚め夜になると眠くなるという生活をしています。睡眠の他にも呼吸、心拍、体温、そして女性は月経と、体に元々備わっている様々な生体リズムにより毎日健やかな生活ができる状態を維持しています。

生体リズムが不規則な生活やストレスなどで乱れると、体調を崩してしまうことも。そして、脳のリズムは太陽と関係していることから、梅雨の時期は生体リズムが崩れやすい状態。ですので、生体リズムを整えてくれるラベンダーはこの時期特におすすめです。

時差ボケにも良いので出張や旅行時にもおすすめのアロマです。

ラベンダー

information

学術名Lavandula angustifolia
科名シソ科
主産地フランス イタリア 他
抽出部位花穂 花
抽出方法水蒸気蒸留法
妊娠初期の多量使用は避けてください。

今回は「ラベンダー」をご紹介しました。雨上がりの自然界ってとてもキラキラしていますよね。雨の日はキラキラ輝く自分になるための準備の日。そんな風に思うと嫌なイメージのある雨の日も好きになりそうですよね。ぜひ、自然の力を活用して不要なものを洗い流し、自分の心と体の状態を見つめてみてはいかがでしょうか?

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